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ひとりひとりの可能性のために
明和幼稚園3つの「育」
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幼児期に必要な最低限の
基礎知識、基礎能力 -
人間形成に一番大切な
躾、生活習慣 -
子どもの体力作り
健康管理
☆上記を就学前に必要なレベルまで習得させます
01適齢時期の教育の必要性
~その時期でなければダメなこと~
023歳児教育の必要性と重要性
~3歳児は集団生活を求めている~
3歳になると、精神的にも肉体的にもぐんぐん伸びてきて、赤ちゃんの時代から子供の時代へと急速に移行しつつあることが、誰の目にも明らかになってきます。例えば、近所の子供と一緒に遊んでいても、それまではお母さんと帰ってきたものが、この頃になりますと「お友達ともっと遊びたい」という自我が芽生え始め、乳離れした時と同じように母から精神的にわかれていこう、巣立ちたいという行動が見え始めます。
親からすれば少し淋しいことかもしれませんが、これは一人立ちの準備をしているのであって、幼稚園などの集団生活に入る体勢が、すっかり整ったことを示しています。3才で幼稚園へ行かせるのはまだ早い、あるいはかわいそうだという考えが、抜きがたく家庭の側にあるようですが、決してそんなことはなく、幼児の自律の芽生えはどんどん成長し、心の中では切実に同年齢の仲間を求めているのだということを理解してあげてください。
このような真剣な働きかけが、自然に集団生活の中で行われているからこそ、子供はひとりで知的なものも社会性も伸びてゆくのです。
人の能力というものは、一見ささいに思えることが将来大きな能力の差になって表れてくるものです。逆に考えれば、親や教育者の助力と、子供自身の自発性などの条件が整えば、その子は大きく能力をのばしてゆくことが出来ます。いうまでもなく3才児の頃は、将来有能な能力の土台が形成される時期ですが、その能力の多くは集団生活の中でさらに大きく伸ばしていけるものです。その意味で3才は、まさに幼稚園教育への「適時性」があるといってよいでしょう。
3才という年齢は、運動神経、リズム感、反射神経などの大脳整理の枠組みがきちんとそろい、また心理学的にも自他との区別がつき始める時期なのです。今までのお母さんにまとわりついていた子も、お母さんから心身ともに巣立つ準備ができて、友を求め始める3才児は、ことばを変えると集団生活に入れる良い年齢だということが出来るでしょう。精神的にも肉体的にもその準備が整い始めると、たとえ優しいお母さんであっても、とどめておくことのできない幼児自身の働きがけのできる生活を求めるのです。この意味で3才児の幼稚園入園は、とても大切な意味をもっているのです。
大切なお子様が入園する幼稚園選びの参考までに明和幼稚園の「適時期の教育」について簡単に述べさせていただきます。世の中には、その時期でなければだめなものがある。その時期を逃してしまうと、やり直しが出来ない場合がある。例をあげますと、草花には種を蒔く時期、球根を植える時期があります。その時期を逃してしまうと種や球根は芽を出してくれないものである。当然、湿度や温度などが微妙に影響することでしょう。また、芽を出しても花は咲かないで終わってしまったり、花がさいても貧弱な花しか咲かしてくれないこともあるでしょう。自然とはまことに正直で嘘や偽りなどないものです。
また、このことは、鳥や動物の世界でも同様で、たとえば卵を抱いている親鳥と卵の中でもうかえろうとしているひな鳥の間では、鳴き声によるコミュニケーションが取られており、その鳴き声のコミュニケーションを聞かないで育った鳥は、親になって卵を抱くことが非常にまずく、生まれて来た子を殺してしまうことすらよくあると、日本の動物園での実験は報告しています。
以上述べたようなことは人間の場合においても、同じことが言えるのではないでしょうか。すなわち、その時でなければ、身につかない、育たないことがある筈である。逆に言えばその時に身につけさせておかなければならない教育があるわけで、必要とされる時期に必要なものを与えなければならない。その時期を失ったら、そのあとの子どもの成長に何等かの影響が出てしまうことでしょう。この時期を明和幼稚園では「適時期の教育」と呼んでおります。よく皆様が耳にする「三つ子の魂、百までも」という言葉を聞かれると思いますが、適時期の教育の大切さを意味していることでしょう。 このようなことで、明和幼稚園では子どもたちの健全な発達、成長を促すために、適時期に必要な専門教材を取り入れ、また、声楽音楽講師、リズム音楽講師、鼓笛講師、体操講師、水泳指導員を導入し園児たちや幼稚園担任に専門的な知識を指導をしていただき取り組んでおります。